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「確定申告してない」を解決する税理士費用の相場
目次
本記事は、税理士に「期限後申告」「無申告解消」を依頼する場合の「税理士費用相場」について、簡潔に解説しています。
この記事でわかること
- 確定申告をしていない場合、税理士に依頼するとどのくらい費用がかかるのか
- 確定申告を依頼するときの税理士費用の決まり方
- 確定申告や期限後申告(無申告解消)を税理士に依頼するときの注意点
- 期限後申告(無申告解消)をしてくれる税理士事務所3選
「確定申告をしない(無申告)場合どうなるのか」について、より詳細を知りたい方は以下の記事もご覧ください。
1.確定申告を税理士に依頼したときの費用相場
税理士に一般的な確定申告を依頼する場合と、確定申告期限を過ぎてから確定申告を依頼する場合では、費用相場が異なります。
一般的な確定申告を依頼する場合
一般的な確定申告を税理士に依頼したときの費用相場は、
おおよそ5万円〜15万円程度です。
確定申告期限を過ぎてから確定申告(期限後申告)を依頼する場合
確定申告期限を過ぎてから確定申告をする場合、確定申告をしていない年度をさかのぼって、「期限後申告(無申告対応)」をする必要があります。
期限後申告(無申告対応)を税理士に依頼したときの費用相場は、
おおよそ6万円〜30万円程度です。
期限後申告(無申告対応)は、一般的な確定申告よりも手間がかかるので、税理士への依頼費用は高くなります。
また、費用相場の幅が広いのは、「売上高」や「仕訳数」などによって費用が変わるからです。
次章で詳しく解説していきます。
▶︎【47,300円〜】期限後申告(無申告解消)を税理士に丸投げする
2.税理士に「期限後申告(無申告解消)」を依頼する時の費用相場
税理士に「期限後申告(無申告解消)」を依頼する場合、費用相場は大きく3パターンに分かれます。
パターン1.「売上高」から税理士費用を決める場合
個人・法人の「売上高」によって、税理士に支払う費用が決まるのが一般的なパターンです。
「売上高」によって決まるパターンの場合の税理士費用相場を以下に示します。
売上高(1年あたり) | 税理士費用相場 |
---|---|
0〜500万円 | 6〜10万円 |
500〜1,000万円 | 8〜15万円 |
1,000〜3,000万円 | 11〜20万円 |
3,000〜5,000万円 | 13〜27万円 |
5,000〜10,000万円 | 15〜30万円 |
※編集部調べです。費用体系や料金は税理士によって様々であり、あくまでも一例です。
パターン2.「売上高と会計上の取引件数」から税理士費用を決める場合
パターン1の「売上高」に加えて、「取引件数」に応じて費用が追加されるパターンもあります。
「取引件数が多い=仕訳数が多い」と、決算申告が複雑になるためです。
売上高+取引件数によって、税理士費用が決まるパターンの場合の一例を以下に示します。
取引件数 | 売上高によって決まる 税理士費用 |
追加される税理士費用 |
---|---|---|
〜400 | 約6〜30万円 | +約5万円 |
〜500 | +約6万円 | |
〜600 | +約7万円 |
※編集部調べです。費用体系や料金は税理士によって様々であり、あくまでも一例です。
パターン3.「税理士に依頼する仕事内容の幅」から税理士費用を決める場合
税理士に依頼する仕事内容の幅で税理士費用が決まるパターンもあります。
税理士に依頼する仕事内容 | プランA | プランB | プランC | プランD |
---|---|---|---|---|
経理データの入力 | × | × | × | ○ |
総勘定元帳の作成 | × | × | × | ○ |
経理データのチェック | × | × | ○ | ○ |
経理データの修正 | × | × | ○ | ○ |
決算書の作成 | × | ○ | ○ | ○ |
法人税申告書の作成 | ○ | ○ | ○ | ○ |
所得税申告書の作成 | ○ | ○ | ○ | ○ |
地方税申告書の作成 | ○ | ○ | ○ | ○ |
事業概況書の作成 | ○ | ○ | ○ | ○ |
申告書の提出 | ○ | ○ | ○ | ○ |
申請書・届出書のチェック | ○ | ○ | ○ | ○ |
料金 | 約5万円 | 約7万円 | 約10万円 | 約13万円 |
※編集部調べです。費用体系や料金は税理士によって様々であり、あくまでも一例です。
3.確定申告や期限後申告を税理士に依頼するときの注意点
税理士によっては、「顧問契約」を結ぶことを前提として、期限後申告の対応を受け付けている税理士もいます。
税理士の「顧問契約」とは、単発ではなく、数ヶ月から年単位などの長い期間で税理士と契約を結ぶことです。
顧問契約を結べば、単純に税務に関わる書類の作成や申告業務を行うだけではなく、会社の経営指針も税理士に相談することができます。
顧問契約の「相場」と「費用の仕組み」について知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
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税理士法人サム・ライズ
代表税理士。
大原簿記学校法人税税法課専任講師を得て平成5年12月税理士試験合格、平成8年1月林税理士事務所を開業、平成16年12月税理士法人サム・ライズを設立。
税理士法人サム・ライズは、税理士顧問・創業支援・相続税・資金調達・無申告・税務調査立ち合い・クラウド会計・社会福祉法人など数多くのサービスで中小企業の皆様をサポートいたします。
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