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学生がお金借りる借入先4選!大学生でも親バレせずに借りられる方法を紹介

学生がお金借りる

大学生はサークルの飲み会や遊びなど、色々と出費がかさむ頃です。

バイトしてお金を稼ごうと思っても、学業との両立が難しく断念する人も多いでしょう。

金欠状態から逃れるための手段として挙げられるのは、お金を借りることです。

しかしお金を借りたいと思っても、学生の身分では融資が可能なのか不安を抱く方も多いはず。

今回は学生がお金を借りる6つの方法について解説します。

即日融資に対応した方法や、未成年でも借りられるところも紹介するので、借り入れの方法を探している学生はぜひチェックしてみてください。

今すぐお金を借りたい学生向け!

目次

学生がお金を借りる方法一覧まとめ!6つそれぞれを紹介

お金を借りる際は契約にあたってクリアしなければならない条件がいくつかあります。

制約が厳しい借入先もあるので、学生はお金を借りにくいと考えている人も多いのではないでしょうか?

一般の社会人と比べて数は限られますが、学生でもお金を借りる方法があります。

この記事で紹介するのは、学生が融資対象となっている6つの方法です。

融資限度額 年利率 即日融資 未成年可
消費者金融 ~800万円 3.0~18.0% ×
学生ローン ~50万円 9.125~18.000%
銀行カードローン ~1,000万円 1.8~14.6% × ×
クレジットカード ~100万円 7.8~18.0% × ×
奨学金 ~12万円(月額) 0.002~0.357% ×
ゆうちょ銀行の預金担保自動貸付 ~300万円 約定金利+0.25~0.50% × ×

表にある通り、それぞれの方法によって、融資限度額や金利が大きく異なります。

各方法の特徴をよく理解し、自分に合った方法を選択しましょう。

ここからはそれぞれの借入方法に焦点をあてて、より詳しい情報を深堀りしていきます。

学生向きの金融機関等も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

消費者金融なら学生も即日でお金を借りられる

学生でも18歳以上であれば、消費者金融でお金を借りられます。

消費者金融でお金を借りる大きなメリットは、即日で融資を受けられる点。

「審査から融資まで最短20分!」と宣伝する会社もあり、融資のスピード感では本記事で紹介する6つの方法の中で最速だと言えます。

消費者金融に対して、悪い印象や怖いイメージを持っている学生もいるかもしれません。

しかし、大手消費者金融であれば法律に基づいて融資を行っているため、借りすぎないよう整備されているのです。

申し込み時の職業を「学生」にしておくと、審査時に社会人と同じような高収入を求められません。

継続した収入があるなら、アルバイトでお金を借りることもできます。

消費者金融カードローンで学生がお金を借りる際のメリットとデメリットをご紹介します。

消費者金融で学生がお金を借りるメリットはたくさんある

まずは、学生が消費者金融でお金を借りる際のメリットをご紹介します。

消費者金融は学生でも、アルバイトをしていて収入があれば社会人と同じように借り入れできます。

消費者金融でお金を借りるメリット

  • 学生で、アルバイトでもお金が借りられる
  • 即日融資ができる
  • Webだけで借り入れを完結できる
  • 無利息期間がある
アルバイトでもお金が借りられる

消費者金融では、申込条件をクリアしていれば学生でも申込可能です。

アイフルのキャッシングローンにおける年齢の申込み条件は、満20歳以上69歳までとなっています。未成年の方の申込みはできません。

満20歳以上69歳までという条件を満たしていれば、学生の方でもお申込みいただけます。

学生でアイフルのキャッシングローンをご利用いただくには、申込み者本人に安定収入があることが条件です。

引用:学生でもアイフルのキャッシングローンへの申込みはできる?|アイフル

アイフルでは、20歳以上69歳以下で安定収入があれば学生でも申込可能と定めています。

消費者金融や銀行カードローンでお金を借りる場合、必ず「安定した継続収入」が求められます。

安定した継続収入とは、毎月一定金額の収入がある状態。

毎月数万円でも収入があれば、安定した収入があると判断されてカードローンの貸付対象となります。

消費者金融の場合、安定した継続収入があれば、雇用形態は問いません。

アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方も、現在お仕事をされていらっしゃる方は主婦、学生でも、ご審査のうえご契約いただけます。

引用:お申込みについて

パート・アルバイト・派遣社員・契約社員でも契約は可能ですか?

現在お仕事をされている方であれば、お申込みいただけます。

引用:よくあるご質問|アイフル

消費者金融各社でも、パートやアルバイトの申し込みについて上記のように定めています。

毎月一定金額の収入があれば、学生でも問題なく申し込めるのが消費者金融のメリットです。

消費者金融は即日融資に対応している

消費者金融は申し込んだその日のうちに融資してくれる、即日融資に対応しています。

審査は最短30分前後で、申し込みから2~3時間ほどですぐに借りられたという内容の口コミも多数見かけます。

急な飲み会や教科書代の支払いなど、思いがけないタイミングで今すぐお金が必要になってしまう学生は多いです。

なんとか今日までに支払わなければならない、明日までにお金を用意したい人の強い味方です。

消費者金融は土日祝日も即日審査・貸付を行っているので、申し込みが土日でも問題ありません。

消費者金融名 申込受付時間
プロミス 9:00~21:00
アイフル 9:00~21:00
SMBCモビット 9:00~21:00
アコム 9:00~21:00
レイク 8:10~21:50


※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能となっています。
※一部の金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※審査結果をご確認できる時間:8時10分〜21時50分(毎月第3日曜日は、8時10分〜19時)
※お申込み内容によって、お電話またはメールで審査結果をお知らせする場合があります。

各消費者金融の申込受付時間は上記の通りで、この時間は平日・土日ともに同じです。

審査自体を21時に終了してしまうので、当日中にお金を借りたい人は余裕を持って19時までに申込みましょう。

学生でも審査をスムーズに行ってもらえます。

Webだけで手続きが完結する

消費者金融でお金を借りる際、すべての手続きがスマホのみで完結するのも大きなメリットです。

消費者金融では、Webまたはアプリからの申し込みを推奨しています。

すべての手続くがWebのみで完了する「Web完結型」で申し込むと、以下のメリットがあります。

  • 郵送物やカードが届かないので家族にバレにくい
  • 返済日や返済金額などを管理しやすい

Web完結型で申し込むと、契約書や明細書などの郵送物が一切自宅に届かず、すべてWeb上で確認できます。

カードレスでの申し込みとなるので、ローンカードも家に届きません。

家に郵送物が届かないので、家族に借り入れがバレにくいメリットもあります。

また、アプリやWebページ上で返済日や返済金額を管理できるのもメリットです。

返し忘れたり、返済日がわからなくなったりといったトラブルを防げます。

無利息期間が設けられている

消費者金融には、無利息期間が設けられています。

無利息期間とは、消費者金融が定めた日数分、利息の支払いが免除されるサービスです。

消費者金融名 無利息期間
プロミス 最大30日間
アイフル はじめての方なら最大30日間無利息
SMBCモビット なし
アコム 最大30日間
レイク 最大180日間

※お借入れ額5万円まで180日間無利息です
学生でお金を借りる人の中には、「来月ならお金があるのに今はない」といった人も多いのではないでしょうか?

借りたお金を30日以内に返済できる場合、利息を支払う必要がありません。

学生にとって、利息として支払うお金は数百円でも大きな出費になりかねません。

無利息期間が設けられている消費者金融は、少しでも利息の支払いを抑えられます。

なるべく早く返済できる目処が立っている人は、無利息期間が設けられている消費者金融を選びましょう。

消費者金融でお金を借りると学生ならではのデメリットもあるので注意

学生が消費者金融でお金を借りるメリットが分かったところで、次はデメリットをチェックしていきましょう。

消費者金融はとても便利な借入方法ですが、メリットばかりでないと理解しておくのが大切です。

消費者金融でお金を借りるデメリット

  • 金利が高い
  • 20歳以上でないと借りられない
金利が高い

消費者金融は即日融資ができて利便性の高い借入方法ですが、金利が高く設定されています。

消費者金融の金利設定は、年率で3.0~18.0%程度が一般的な数値です。

初めて借り入れする人や、借入金額が少額の人は、最高金利である18.0%が適用されるでしょう。

例えば10万円を1ヶ月間、金利18.0%で借り入れした場合、1ヶ月分の利息は1,479円。

学生にとって、約1,500円はかなり大きな金額です。

学生がお金を借りられる奨学金は金利1.5%前後、銀行カードローンは金利14.0%前後です。

消費者金融と比較すると、消費者金融の金利は高めであると分かります。

支払いの際に負担になってしまう可能性が高いので、必要以上の借り入れや支払いの長期化は避けましょう。

18歳以上でないと借り入れできない

消費者金融は、利用できる年齢に制限があります。

消費者金融名 申込可能年齢
プロミス 18歳~74歳以下※収入が年金のみの方は申込み不可
アイフル 20歳~69歳以下
SMBCモビット 20歳~74歳以下※収入が年金のみの方は申込不可
アコム 18歳以上
レイク 20歳~満70歳まで

大手消費者金融では、18〜20歳からしか申し込みできません。

学生でも条件は同じなので、ストレート合格した場合、大学生からしか消費者金融に申し込めません。

未成年の学生は消費者金融以外の借入方法を利用する必要があります。

学生がお金借りる際の審査基準は年収や職業、勤続年数など様々

大手消費者金融のホームページに記載されている、融資条件は下記の通りです。

年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方。
※主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。また、収入が年金のみの方はお申込いただけません。

引用:プロミス

キャッシングローンの場合、満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。

引用:アイフル

見れば分かる通り、どこにも「学生は不可」と記載されていません。

つまり、安定した収入があると証明でき年齢要件をクリアしていれば、学生でもお金を借りられます。

問題となるのは安定した収入があるとどのように証明するのかという点。

安定した収入に関する具体的な審査基準は公開されていませんが、一般的には年収や職業、勤続年数など様々な基準があると考えられています。

「年収が高い職業に就いている」「勤続年数が長く役職に就いている」などの状況であれば、審査に有利に働く可能性が高いです。

一方、年収が低かったり勤続年数が短かったりすると審査に落ちるリスクが高まるでしょう。

学生が収入を得る手段と言えば、基本的にはアルバイトです。

学生はアルバイトにより安定した収入が得られていると証明する必要があります。

「安定した収入」を考えるにあたっては、収入額だけでなく継続性も重視されます。

最低でも3ヵ月、できれば半年以上の期間、一定の年収があると証明できるといいでしょう。

学生証は身分証明書として認められない

審査で必要となる提出書類は、身分証明書と収入証明書の2種類です。

消費者金融で身分証明書として扱われる書類の例としては、以下のようなものがあります。

  • 運転免許証(表・裏)
  • 保険証(表・裏)
  • パスポート(写真・住所記載部分)
  • マイナンバーカード(表面のみ)

運転免許証を持っている方は運転免許証を提出するのが最も確実。

持っていない方は保険証や写真付きのマイナンバーカード(通知カードは不可)等でもOKです。

学生証は、顔写真がついていても身分証明書として認められません。

学生証以外で、各消費者金融が身分証明書として認めている書類を用意しましょう。

収入証明書は以下のいずれかの条件に当てはまる場合に必要となります。

  • 1社からの借入が50万円を超える
  • 借入総額が100万円を超える

個人が借入れをしようとする場合において、①ある貸金業者から50万円を超えて借入れる場合、②他の貸金業者から借入れている分も合わせて合計100万円を超えて借入れる場合、のどちらかに当てはまると、「収入を証明する書類」の提出が必要です。

引用元:日本貸金業協会

ただし申込者が18歳または19歳の場合、収入証明書不要のカードローンは利用できません。

収入証明書と認められる書類としては、以下のようなものが一般的です。

  • 給与明細書
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 支払調書

アルバイトをしている学生が最も用意しやすいのは給与明細書です。

直近2~3ヶ月分が必要となるので、もらった給与明細書はなくさないように取っておきましょう。

学生がお金を借りるときにおすすめの消費者金融カードローン4社

ここからは申込条件や利便性などを加味して、学生におすすめのカードローンをを紹介します。

今すぐお金を借りたい人、借りるからには便利なところで借りたい人はぜひ参考にしてください。

プロミスはWeb完結とカードレスで学生が申し込みやすい

プロミスのバナー
限度額 最大500万円
金利 4.5%~17.8%
貸付対象者 年齢18~74歳の本人に安定した収入のある方
(収入が年金のみの方は申込み不可)
即日融資
Web完結

プロミスはカードレスのWeb完結に対応している消費者金融です。

プロミスのWeb申し込みでは、本人確認方法を以下のどちらかにすれば郵便物なしで手続きを完了させられます。

  • 金融機関口座でかんたん本人確認
  • アプリでかんたん本人確認

審査に要する時間も最短3分と迅速で、即日融資にも対応しています。

※申し込みの時間帯によっては当日融資に対応できない場合もあります。

プロミスはインターネット返済に対応しているのも大きな強み。

インターネットを活用して、スマホやパソコンから24時間・365日いつでも返済可能です。

インターネット返済が利用可能な金融機関の数も約1,100個と多いので、ほとんどの方が利用できるでしょう。

学生生活が忙しくて返済を忘れてしまいそうな学生でも、利用しやすいメリットがあります。

アイフルは原則電話連絡なしで学生も利用しやすい

アイフルの公式画像
限度額 最大800万円
金利 3.0~18.0%
貸付対象者 20〜69歳で、安定した継続収入がある方
即日融資
Web完結

学生に最もおすすめな消費者金融はアイフルです。

アイフルはWeb完結で申し込めるだけでなく、審査が迅速なのも大きなメリット。

最短18分審査で、申し込みから60分ほどで借り入れまでできた人もいるほどです。

借り入れまでのスピード感が魅力で、今日中にお金が必要な人にも向いています。

学費や資格試験代金など、今すぐ支払わなければならない予定がある人はアイフルに申し込むといいでしょう。

また、アイフルは原則電話連絡による在籍確認なしでの申し込みが可能です。

電話連絡は、アイフルが必要だと求めた場合のみに行われます。

申込時に正しい情報を入力して、本人確認書類の提出を適切に行えば電話連絡なしで借り入れできる可能性が高いです。

バイト先に借り入れがバレたくない人や、電話での在籍確認が難しい人におすすめです。

SMBCモビットなら学生も在籍確認の電話なしで借りられる

SMBCモビットの画像
限度額 最大800万円
金利 3.0~18.0%
貸付対象者 満年齢20才~74才以下の安定した定期収入のある方※収入が年金のみの方は申込不可
即日融資
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
Web完結

SMBCモビットのWeb完結なら電話による在籍確認なしのカードローンとなり、勤務先への電話ではなく書類提出にしてもらえます。

ただし、SMBCモビットにWeb完結で申し込むには下記2つの条件をどちらも満たす必要があります。

①「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」「ゆうちょ銀行」のいずれかの口座を持っている
②全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)もしくは組合保険証を持っている

アルバイトが満たす条件として難しいのは、保険証の条件の方。

社会保険証や組合保険証は、勤務先の社会保険に加入していなければもらえません。

勤務先の社会保険に加入していないアルバイトの方はSMBCモビットのWeb完結を利用できないので、少し条件は厳しめです。

条件を満たせる方で在籍確認の電話を避けたい場合は、検討してみてください。

初めて借り入れする学生にもおすすめのアコム

アコム
限度額 最大800万円
金利 3.0~18.0%
貸付対象者 18歳~69歳までの安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
即日融資
Web完結

「はじめてのアコム」というキャッチフレーズでも有名なアコムは、消費者金融での借入がはじめての学生に向いています。

アコムをはじめて利用する方は、30日間無利息サービスを利用可能。

契約を結んだ日の翌日から30日間は金利が0円になるので、すぐに返済できれば利息の負担を抑えられます。

アコムは即日融資にも力を入れていて、審査の回答までが最短20分となっています。

「今日サークルの飲み会なのでお金を借りたい」というケースでも、申し込む時間帯によっては十分間に合うため、急ぎで借りたい学生もぜひ利用してみましょう。

レイクはなるべく節約したい学生におすすめ

レイクの公式画像
限度額 1万円~500万円
金利 年4.5~18.0%※1
貸付対象者 20歳~70歳
安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
即日融資 ※Web申込に限る
Web完結

お金がなくて余計な出費を控えたい学生は、レイクを利用しましょう。

消費者金融を利用すると、利息を支払わなければなりません。

返済金額に上乗せして支払わなければならないので、金銭的に余裕がない学生にとっては痛手です。

5万円までの借入額なら、レイクの審査に通ると契約から最大180日間無利息※2で利用可能。

無利息期間中に返済できれば、利息を支払う必要がありません。

教科書代や飲み会代など、「今だけお金が足りない」という人は、レイクの無利息期間を活用しましょう。

また、レイクはWebから申し込めば最短25分※3での融資も可能。

「今日中に買わなければならない物を忘れていた」「学費がどうしても足りない」といった緊急的な用事にも対応できます。

※1 貸付利率はご契約およびご利用残高に応じて異なります。
※2 初回契約日の翌日から無利息
※2 無利息期間経過後は通常金利適用
※2 30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
※2 ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
※2 契約額1万円~200万円まで
※2 Web以外の無人店舗や電話で申し込むと、借入額全額30日間無利息または借入額5万円まで180日間無利息のいずれかになります。
※3 21時(日曜日は18時)までのご契約手続完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込が可能。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

>>貸付条件はこちら

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未成年でも学生ローンならお金を借りられる

学生ローンとは、いわゆる学生向けのカードローンです。

アコムやプロミスといった一般的なカードローンは広く様々な職種の方向けにサービスを展開しています。

それに対し学生ローンは、現在大学・専門・短大など学校に通っている方向けのサービスです。

申し込み条件に「学生である」「学生証が提示できる」などが明記されています。

学生ローンとはいえ、大手金融機関と同じ消費者金融です。

借りたお金に対して金利がかかり、利子と一緒にお金を返済していかなければなりません。

一般消費者金融との違いは、学生向けかそうでないかの1点だけです。

奨学金などと違い特別金利が低いわけでもありません。

一般の消費者金融と同じか、それに近い金利がかかります。

学生ローンを利用するときは、返済できる最低限の金額を借り入れましょう。

それでは、学生ローンでお金を借りるメリットやデメリットを確認していきましょう。

学生ローンのメリットは学生が利用しやすい点

学生ローンは、名前の通り学生への融資を目的としたカードローンです。

学生への融資にとても積極的なので、大手消費者金融では審査に通らなかった人でも借り入れできる可能性があります。

学生ローンでお金を借りるメリット
  • 18歳から申し込みできる
  • 消費者金融よりも金利が低め
学生ローンは18歳から申し込みできる

学生ローンの大きなメリットは、18歳から申し込めることです。

先ほど記事内で紹介したように、大手消費者金融は学生も利用できますが、申し込みは20歳以上としているところもあります。

しかし、学生ローンでは申込可能年齢が18歳に引き下げられている場合が多いです。

学生ローン名 申込条件
カレッヂ 日本国籍の方で、高卒以上の大学生・短大生・予備校生・専門学校生の方。
安定した収入のある方
フレンド田 高卒以上の大学生、短大生、専門学生、予備校生の方で、必要書類をご提示いただける方、及び、安定した収入のある方
イー・キャンパス 安定した収入のある20歳以上29歳以下の学生の方です。
アミーゴ 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方

申込み条件には明記されていませんが、カレッヂとフレンド田は18歳から申し込みできます。

大学に入学したばかりで生活費が不足している、今日ざお費が足りない人などにおすすめです。

ただし、未成年がカードローンを契約する際は保護者の承諾が必要です。

未成年は親に内緒でお金を借りられないので注意しましょう。

消費者金融よりも金利が低め

学生ローンはお金がない学生に向けた融資サービスなので、金利も大手消費者金融より低めに設定されています。

学生ローン名 金利
カレッヂ 15.0~17.0%
フレンド田 12.0~17.0%
ニチデン 9.125%
イー・キャンパス 14.5~16.5%
アミーゴ 14.40~16.80%
マルイ 15.0~17.0%

いずれの学生ローンも17.0%前後で、大手消費者金融よりも1.0~1.5%ほど低く設定されています。

特にニチデンは金利10%以下なので、大手消費者金融の2分の1近い低金利での借り入れが可能。

少しずつではありますが、どの学生ローンも消費者金融より金利を抑えられるのが大きなメリットです。

学生ローンならではの消費者金融とは違ったデメリットがある

学生ローンは消費者金融と同じように迅速な融資を、比較的低金利で行ってくれる便利な融資システムです。

しかし、学生ローンには学生ローンならではのデメリットがあるので注意が必要。

ここからは、学生ローンを利用する際のデメリットをご紹介します。

学生ローンでお金を借りるデメリット

  • 借り入れできる上限金利が低い
  • 大手消費者金融よりもサービス面で劣る
借り入れできる上限金額が低い

学生ローンは、金銭的に余裕がない学生に向けた融資サービスです。

学生はアルバイトなどで稼げる金額に限りがあり、一般的な社会人よりも収入が低い傾向にあります。

そのため、返済が負担になって貸し倒れにならないよう、借入上限金額が低めに設定されています。

学生ローン名 借入上限金額
カレッヂ 1,000円~50万円
フレンド田 1~50万円
ニチデン ~30万円
イー・キャンパス ~30万円
アミーゴ 3~50万円
マルイ 1~50万円

大手消費者金融が最大500~800万円ほど借りられるのに対し、学生ローンは最高でも50万円です。

1年分の学費や入学金など、まとまったお金の支払いを行う場合、学生ローンの借り入れのみでは足りない可能性が高いでしょう。

1度に50万円を超える借り入れがしたい場合、学生ローンではなくアイフルやプロミスなどの大手消費者金融を選ぶのが無難です。

ただ、限度額が低いと借りすぎないで済むメリットもあります。

学生ローンを利用する際は、必要な分のみを適切に借りましょう。

大手消費者金融よりもサービス面で劣る

学生ローンは、大手消費者金融よりもサービスが充実していません。

Webでの申し込みは可能ですが、書類は基本郵送で受け取らなければなりません。

また、消費者金融独自のアプリなどもなく、返済金額や返済日などは自分で管理する必要があります。

借り入れ・返済方法も限られており、借り入れは基本的に銀行口座への振込、返済は引き落としか振込です。

大手消費者金融のようにコンビニATMなどを利用した手続きが難しいので、利便性はどうしても劣ってしまいます。

店舗も少ないので、いざというときに店頭でサービスを受けるのも非常に難しいです。

学生ローンは問い合わせなどが電話での対応となりますが、大手消費者金融よりも電話窓口は少なめ。

問い合わせや緊急時の連絡に時間がかかる可能性も考えられます。

学生への貸付に積極的で金利も低めですが、大手消費者金融ほど満足できるサービスを受けるのは難しいでしょう。

学生ローンで利用しやすいおすすめ企業6選

学生ローンのメリットとデメリットを踏まえて、数ある学生ローンの中から特におすすめの企業をご紹介します。

現在、多くの学生ローンがサービスを展開しています。

各業者によって利用できる年齢やサービス内容が変わるので、自分が希望するサービスに合う業者を選びましょう。

セブンイレブンで借り入れできるカレッヂ

学生ローンカレッヂの画像
金利 15.0~17.0%
借入限度額 1,000円~50万円
融資時間 最短即日
Web申し込み

カレッヂはセブンイレブンATMで借り入れと返済できる便利さが魅力。

店舗は全国で高田馬場1店舗のみですが、Webでも申し込みができるので全国どこからでも申し込み可能です。

カレッヂは18歳、19歳の未成年も借り入れできるので、一般の消費者金融が利用できない方にもおすすめ。

在籍確認がないため、家族やバイト先にバレるリスクもありません。

未成年でも即日融資可能なフレンド田(でん)

フレンド田の公式画像
金利 12.0~17.0%
借入限度額 1~50万円
融資時間 最短即日
Web申し込み

フレンド田は未成年でも申し込みできる学生向けカードローンです。

貸金業者登録票もしっかり開示してくれているので、認可された消費者金融であると分かります。

学生に対しても分かりやすいように借り入れについて解説してくれているので、学生ローンでの借り入れが初めての方はフレンド田がおすすめです。

友達を紹介すると最大で5,000円の紹介料がもらえるので、友達同士での借り入れにも向いています。

低金利で借り入れできるニチデン

ニチデンの公式画像
金利 9.125%
借入限度額 ~30万円
融資時間 最短即日
Web申し込み

ニチデンは14時までに申し込めば即日融資ができるので、時間に余裕がある学生におすすめです。

ニチデンは実質年率が9.125%と低く、低金利で利用できるのが最大のメリット。

中小消費者金融として社会人などにも融資している企業なので、システムもしっかりしています。

ニチデンでは「収入額に限らず、定期的に収入があれば問題ない」と明記しているので、毎月少しでも収入があれば借り入れしやすいでしょう。

海外留学用にも利用できるイー・キャンパス

イーキャンパスの画像
金利 14.5~16.5%
借入限度額 ~30万円
融資時間 最短即日
Web申し込み

イー・キャンパスは通常の学生ローンだけでなく、学費用・海外渡航目的用ローンも用意されています。

通常の借り入れでは金利16.5%ですが、学費用と海外渡航用として借り入れする場合15.5%で利用可能です。

また、免許証と学生証が提示できる方は通常の借り入れでも金利16.0%で利用可能。

免許を持っている方は、低金利で利用できるイー・キャンパスがおすすめです。

契約後最短10分で融資!アミーゴ

アミーゴの画像
金利 14.40~16.80%
借入限度額 3~50万円
融資時間 最短即日
Web申し込み

アミーゴは基本Webからの申し込みがメインです。

ネットで申し込むと、金利が14.45~16.8%になるのでお得に借り入れ可能。

アミーゴの魅力は24時間のWeb申し込み受け付けに加え、契約後最短10分で借り入れできるスピード感にあります。

特に融資を急いでいる方はアミーゴを利用するといいでしょう。

申し込み後最短20分で融資できるマルイ

金利 15.0~17.0%
借入限度額 1~50万円
融資時間 最短即日
Web申し込み

マルイのおすすめポイントは、申し込みから最短20分で融資してもらえるスピードの速さ。

審査や契約も非常に早いので、どうしても今すぐお金が必要な方に特におすすめです。

金利も通常の消費者金融より低く、利用しやすいのが嬉しいですね。

マルイでは友達を紹介すると返済時の金利が下がるキャンペーンを行っています。

利用できる方は積極的に金利を下げていきましょう。

学生ローンの審査は甘い?審査についてのポイントまとめ

学生ローンを利用するにあたり、気になるのは審査についてですよね。

学生向けの学生ローンは審査が甘いと思われがちですが、実は審査が甘いわけではありません。

学生ローンも貸金業法を順守する金融機関なので、信用機関を通してしっかりと審査が行われます。

過去の借り入れ状況や申し込み時の情報などによっては審査に落とされる可能性も十分考えられるのです。

ではなぜ学生ローンの審査が甘いと思われがちなのでしょうか?

一般のカードローンは収入が少なく、安定しないので学生の審査通過に消極的です。

しかし学生ローンは、一般のカードローンで審査に落とされがちな学生も採用してくれます。

「一般カードローンでは駄目でも、学生ローンでは審査に通った」といった口コミが多いので、審査が甘いと感じられるのでしょう。

学生ローンの審査通過に必要な条件

では、学生ローンの審査に通過するために押さえておきたいポイントをチェックしていきます。

年齢制限をクリアしている

学生ローンだけでなくカードローンには、申し込める年齢が定められています。

一般的にカードローンに申し込める年齢は18歳以上です。

未成年でも申し込める学生ローンは以下の通り。

学生ローン名 申込可能年齢
カレッヂ 18歳以上
フレンド田 18歳以上

未成年がカードローンに申し込む場合、保護者の同意書が必要な場合もあります。

いずれも高校生は申し込めないので注意しましょう。

毎月2~3万円の収入がある

学生ローンは一般のカードローンと同じように一定の収入を得ている必要があります。

しかし、社会人と同じ収入の水準を求められているわけではありません。

学生ローンの場合、毎月2~3万程度でもいいので「一定の収入がある」ことを重視されます。

稼いでいる金額よりは、収入があるのをまず基準とされる形です。

学生ローンの審査に通るために、まずはアルバイトを始めるといいでしょう。

学生であることが証明できる

学生ローンで借り入れするためには当然、現在学生である証明ができなければなりません。

学生ローンは大学生や専門学生を対象とした貸金業者であるため、社会人などは融資を受けられないからです。

一般の消費者金融では身分証明のために運転免許証等の身分証を提出します。

学生ローンは身分証として学生証の提出が必要です。

学生証の代わりに、保険証や通学用定期券で学生である証明ができる場合もあります。

しかし、業者によっては学生証でなければ証明として認められないと定めている場合も。

学生証の準備が難しい方は、申し込みの前に電話で問い合わせて事情を説明するといいでしょう。

学生証を持っている方は、基本その学生証を提出すれば問題ありません。

お金を借りたい学生にとって銀行カードローンは不利

銀行カードローンの審査は消費者金融や学生に比べると厳しめなので、お金を借りたい学生にとっては不利です。

そもそも学生の申し込み自体を断っている銀行カードローンもあるので、学生向きのお金を借りる方法とは言えないでしょう。

例えば、イオン銀行カードローンは「学生では利用できない」と公式サイトで明記されています。

【イオン銀行カードローン】学生ですが申し込めますか?

誠に申し訳ございませんが、学生の方はお申込みいただけません。

引用:イオン銀行

また銀行では最低借入金額が「10万円」に設定されています。

学生がよく希望する1万円、5万円借りたいなどの少額融資には対応していません。

銀行カードローンを利用するメリットとデメリットをまとめたので、利用を検討する学生は参考にしてみてください。

銀行カードローンでお金を借りるメリット

  • 金利が低い
  • 最短翌日融資可能

銀行カードローンでお金を借りるデメリット

  • 学生不可の場合が多く、審査に通りにくい
  • 少額融資が難しい

学生でもクレジットカードのキャッシング枠で借りられる

クレジットカードでお金を借りるメリット

  • 審査不要で、その場でお金を借りられる
  • 在籍確認無しで利用できる

クレジットカードでお金を借りるデメリット

  • 金利が高い
  • キャッシング枠を付帯させていないと即日利用できない

満18歳以上であれば、クレジットカードのキャッシング枠が利用可能です。

クレジットカードのキャッシング枠でお金を借りるには、カード申込時にキャッシング枠を設定するか、後から手続きをする必要があります。

カードの申し込み時にキャッシング枠を付帯させている場合、新たに審査の必要がありません。

今すぐATMなどからお金を借りられるので、アルバイト先や親にバレずに借りられます

キャッシング枠を付帯させていない場合、新たに申し込む必要があります。

新たに申し込むと、審査に数日かかってしまうので注意しましょう。

キャッシング枠が付帯されておらず、今すぐお金が必要な方は消費者金融を利用しても金利が変わりません。

学生がキャッシングでお金を借りるのに向いているクレジットカード

今持っているクレジットカードにキャッシング枠が付帯している方は、手持ちでのクレジットカードを使えばOkです。

しかし、手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が付帯していない場合、キャッシング枠を新しく付帯させるより、即日発行のクレジットカードを申し込んだ方が早いです。

クレジットカードのキャッシングでお金を借りたい人は、今日中または数日以内に発行できるクレジットカードを選びましょう。

今後クレカを使い続けると考えて、学生向けのクレジットカードを選ぶのも1つの手です。

ここからは、キャッシングにおすすめのクレジットカードを2枚厳選してご紹介します。

即日発行できて学生でもすぐに借りられるACマスターカード

ACマスターカードの券面画像
キャッシング機能付きクレジットカードで有名なのがACマスターカードです。

最大800万円※1までの借入可能で年利が最大で14.6%※2と低いため、キャッシング利用しやすいカードだと言えます。

ACマスターカードはアコムの自動契約機で即日発行可能なので、家族にバレずにカードを持てます。

ただし自動契約機に入る瞬間は誰にも見られないよう注意してください。

あらかじめ決められた限度額の範囲内であれば、クレジット機能とキャッシング機能の内訳は自由なので、月ごとに柔軟に利用可能です。

※1 800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠の合計の限度額となります。
※2 ショッピング枠ご利用時の金利となります。

学生におすすめのセディナカードJiyu!da!は無利息期間がある

セディナカードJiyu!da!カードの画像
セディナカードJiyu!da!は、ショッピング利用において毎月の支払額を自由に決められるクレジットカードです。

キャッシング利用では7日間無利息キャッシング(ゼロプラン)を利用できます。

これは7日以内に返済すれば、利息がゼロになる制度。

「給料日が近いけど急な出費が生じそう…。」という時に利用すると、給料日が出た後にすぐ返済すれば利息が発生しないので便利です。

ただしサービスの対象となるのは、カード加入日から30日以内の初回利用分限定になるので注意してください。

学生は学費など長期的な融資なら奨学金の利用がおすすめ

大学や専門学校の学費は高額になる場合が多いので、消費者金融や学生ローンなどでは対応しきれないかもしれません。

その場合、奨学金を借りる選択肢があります。

最もポピュラーな奨学金は「日本学生支援機構」が提供しているもので、一定の条件を満たす学生が利用できます。

金利が非常に低く、無理のない範囲で数百万円のお金を借りることができるシステム。

お金がないけど進学したい学生を支えてくれる融資制度なので、進学や通学時でまとまったお金が必要な方におすすめです。

奨学金を借りるメリットやデメリット、奨学金の種類などをまとめたのでぜひ参考にしてください。

学生がお金を借りるために利用できる奨学金の種類

まずは、学生が利用できる奨学金の種類を詳しく見ていきましょう。

奨学金は、「受給先」「返済義務」「申請のタイミング」以上3つの面で違いがあります。

奨学金の利用を検討している人は、それぞれの違いを理解した上で申し込むとより適切な奨学金を利用できるでしょう。

奨学金を受給する場所の違い

奨学金は様々な企業や団体から提供されており、目的や金額、利息や返済の有無などがそれぞれ違います。

学生が受けられる奨学金の種類は大きく分けて4種類です。

奨学金の種類 金利 返済 受給難易度
日本学生支援機構 なし、または1~3% 必要
大学 なし、または1~3% 不要、または必要
地方自治体 なし、または1~3% 不要、または必要
一般企業 なし、または1~3% 不要、または必要

奨学金を受給している学生のほとんどは、日本学生支援機構の奨学金を利用しています。

「奨学金を受けたい」と希望すると、まず最初に進められる奨学金で、申し込んだほとんどの学生が利用できます。

日本学生支援機構では、毎月8~12万円の奨学金を受け取れて、返済は卒業半年後からです。

大学に進学する場合、大学独自の奨学金が用意されていることもあります。

大学独自の奨学金は、返済不要または利息なしでお金を借りられる場合が多く、好条件なのが特徴です。

奨学金の有無や種類は各大学ごとに異なるので、進学予定校のWebサイトを確認しましょう。

その他に、地方自治体独自の奨学金もあります。

該当する地域に住んでいる、または該当する地域にある学校に通っている人向けの奨学金です。

地方自治体の奨学金は知らない学生が多いので、受給しやすい地域もあります。

看護師や保育士などの資格を取得する学校に通っている人は、卒業後その地域で数年間働くと、返済義務がなくなる奨学金も多いです。

一例として、愛知県が用意している「愛知県看護修学資金」の制度概要を見てみましょう。

県内の保健師、助産師、看護師又は准看護師の養成施設を卒業後、県内において看護業務に従事しようとされる方又は大学院の修士課程において看護に関する専門知識を修得し、修士課程終了後県内において看護業務に従事しようとされる方に対し、修学資金を貸し付けする制度です。

※免除対象となる施設(200床未満の病院等)において、5年以上継続勤務をした場合、申請をすることで返還債務が免除されます。

引用:愛知県看護修学資金について

愛知県看護修学資金でも、愛知県内の該当施設で5年以上働くと、返済義務が免除されます。

好条件で利用できる奨学金が多いので、地方自治体の奨学金も調べておくといいでしょう。

受給難易度は非常に高いですが、一般企業が用意している奨学金も利用できます。

ダイソーやニトリ、コカコーラなど大手企業が様々な奨学金を用意しています。

企業名 奨学金名 受給金額 返済
コカ・コーラ コカ・コーラ教育・環境財団「奨学支援事業」 月額2~4万円 なし
ダイソー DAISO財団奨学金 月額5万円 なし
ニトリ 似鳥国際奨学財団 月額5~8万円 なし

一般企業の奨学金は返済義務なしの給付型奨学金が多いです。

非常に好条件な奨学金なので募集数が多く、受給の難易度はかなり高いでしょう。

受給のために審査があり、面接や小論文の提出を求められる場合があります。

返済義務の違い

奨学金には、「給付型奨学金」と「貸与型奨学金」の2種類があります。

給付型奨学金 お金が給付され、返済しなくてもいい奨学金
貸与型奨学金 お金が貸し付けされ、返済しなければならない奨学金

給付型は返済義務はありませんが、貸与型はお金を返済しなければなりません。

給付型奨学金は採用枠が少ないので、成績優秀者の中からごく一部の学生のみが利用できます。

返済義務がある貸与型奨学金の中でも、「利息なし」「利息あり」の2種類に分けられます。

無利息の奨学金は利息ありの一般的な奨学金より受給難易度が高いです。

日本学生支援機構の場合、学校全体で3分の1以上の成績が求められます。

申請するタイミングの違い

最後に、奨学金は申請するタイミングによっても大きく違いがあります。

「予約採用」と「在学採用」があり、それぞれで支給されるタイミングが違うので注意しましょう。

予約採用 受験や進学をする前に申し込み、翌年度4月から受給できる
在学採用 進学後に申し込み、審査通過後から受給できる
予約採用で審査に落ちた人も再度申込可能

一人暮らしなどでなるべく早くお金が必要な人は、進学前に申し込む「予約採用」がおすすめです。

進学後にお金が不足した人や、予約採用の審査に通らなかった人は在学採用を利用しましょう。

学生がお金を借りるために奨学金を利用するメリットとデメリット

奨学金の種類が分かったところで、続いては奨学金を利用するメリットとデメリットをご紹介します。

奨学金でお金を借りるメリット

  • 金利が非常に低い
  • 学校でサポートを受けられる

奨学金でお金を借りるデメリット

  • 多額の返済を背負う可能性がある
  • 融資まで時間がかかる
金利が非常に低い

奨学金を利用する最大のメリットは、とにかく金利が低いことです。

奨学金は資金力が低い学生向けの貸与制度なので、返済しきれるよう低金利または無利息で利用できます。

一例として、日本学生支援機構の金利を見てみましょう。

利率固定方式 0.161~0.268%
利率見直し方式 0.002~0.004%

利率固定方式は、貸与終了時に決まった利率が返済終了まで永続的に適用される方式。

それに対し利率見直し方式は、市場金利の変動に合わせて5年ごとを目安に利率が変更される方式です。

いずれにしても金利は0.5%を下回る超低金利なので、非常に利用しやすいでしょう。

学校でサポートが受けられる

奨学金は学校を通じて申し込む場合が多く、申し込みから貸与中の手続きまで学校のサポートが受けられます。

返済方法や金利についてわからないことがあったら、学校の職員に相談可能。

自分1人で抱える必要がないので、奨学金について詳しくない人でも利用しやすいです。

多額の返済を背負う可能性がある

奨学金は非常に便利な制度ですが、卒業後に多額の返済を背負う可能性があります。

例えば毎月8万円ずつ、大学在学中4年間借り続けた場合、返済しなければならない金額は384万円です。

卒業後、何十年もかけて約400万円を返済しなければなりません。

奨学金とは言え借り入れと同じ扱いなので、返済時のリスクも理解した上で申し込みましょう。

融資まで時間がかかる

奨学金は、申し込みから審査、契約までとても時間がかかります。

消費者金融や学生ローンのように、申し込んですぐお金を借りられません。

長期的な借り入れを見据えて事前に申し込む制度なので、今すぐお金が必要な人には向かない方法です。

素早く融資して欲しい人は、奨学金ではなく消費者金融や学生ローンで一時的に借り入れするのをおすすめします。

学生が奨学金を借りる際は将来返済できるか考えてから借りる

安易に奨学金の利用を決めず、まずは借りた奨学金を将来返済できるかよく考えましょう。

奨学金を返済できず、自己破産に陥ってしまった方は少なくありません。

平成24~28年度の5年間で、自己破産によって奨学金の債務が免責になった(あるいは保証債務が免責になった)件数は、下記の通りです。

返還者本人:8,108件
連帯保証人:5,499件
保証人:1,731件

参考:日本学生支援機構

中には返還者本人だけでなく、連帯保証人・保証人まで自己破産したケースもあります。

奨学金の返済ができずに自己破産に終わるケースは十分あり得るので、事前に返済が可能なのか精査が必要です。

奨学金を申し込む際は、以下の保証制度のいずれかを選択する必要があります。

  • 機関保証
  • 連帯保証人

機関保証を選択すれば、連帯保証人・保証人を立てずに借入を受けられます。

自己破産してしまい親や親戚に迷惑をかけるのが嫌な方は、機関保証を活用するのも1つの選択です。

学生で郵便局に定額貯金がある場合は自動貸付けを利用しよう

ゆうちょの自動貸付でお金を借りるメリット

  • 金利が非常に低い
  • 無職、学生でも利用可能

ゆうちょの自動貸付でお金を借りるデメリット

  • 貯金がないと利用できない

郵便局の自動貸付制度とは、担保定額貯金をしている人が対象になります。

定額貯金されているお金を担保にゆうちょでお金を借りるシステムで、審査が必要ありません。

そのため、アルバイトをしていない学生でも審査なしでお金を借りられます。

金利も低く非常に便利な制度ですが、担保元となる定額貯金がなければ利用できない大きなデメリットもあります。

親や自分が定額貯金をしていないか1度確認してみるといいでしょう。

学生がお金を借りる際に必要な条件と注意点

ここからは、学生がお金を借りるときに必要な条件と注意点を詳しく解説していきます。

消費者金融や学生ローンは申し込みやすい融資方法ですが、誰でも借り入れできるわけではありません。

「自分が融資できる条件をクリアしているか?」「審査に通るためにチェックしておくべきポイントは何か?」をご紹介します。

学生がお金を借りるには18歳以上で安定した収入が必要

この記事内でも何度か説明していますが、学生でお金を借りる場合は各貸金業者が定めた申込条件をクリアしなければなりません。

大手消費者金融では、「18歳以上」「安定した継続収入がある」の2点を申込条件としています。

お金を借りる際の審査で見られるのは、返済能力の有無です。

18歳未満の未成年は社会的な信用度も低く、収入も少ない人が多いので、大手消費者金融では審査の対象になりません。

収入については、収入の金額よりも「収入が安定している」「毎月継続して収入がある」ことが重視されます。

年収が高くても、毎月の収入にムラがあると返済能力が低いとみなされてしまいます。

単発バイトや日雇いなどで毎月の収入にムラがある人は、なるべく毎月一定の収入が得られるアルバイトに変更しましょう。

学生がお金を借りる際の限度額はどれくらい?

学生は、消費者金融や学生ローンなどでどれくらいお金を借りられるのでしょうか?

結論から述べると、学生の融資限度額は低めに設定される場合が多いです。

一般的に、学生だと10~30万円程度に設定されるでしょう。

学生の融資限度額も、総量規制に則って決められます。

総量規制とは

貸金業法において定められた制度で、借り入れの限度額を年収の3分の1までとするもの。

アルバイトの年収が100万円の場合、借りられる金額は最大で33万円です。

しかし、総量規制ギリギリまで借りるのは難しく審査に通らない可能性が高いので、10~20万円ほどが妥当でしょう。

消費者金融や学生ローンは貸金業法に則って営業しているため、総量規制の対象となります。

申込時の希望金額は、総量規制の範囲内で入力してください。

未成年者の学生がお金を借りるなら親の同意が必要

18~19歳の未成年がお金を借りるとき、親の同意書が必要な場合もあります。

18歳から借りられる学生ローンで、申込時の同意書の扱いは以下のように定められています。

学生ローン名 親の同意
カレッヂ 不要
フレンド田 必要

カレッヂは保護者への連絡なしで借り入れできますが、フレンド田は未成年の場合、保護者の同意書が必要です。

保護者の同意書が必要な貸金業者を利用する場合、親に内緒でお金を借りられません。

未成年で親に黙ってお金を借りたい人は、同意書がいらないところで申し込みましょう。

ただし、親の同意書なしで未成年が借りられる業者は、違法な闇金の可能性もあります。

利用時は必ず都道府県から営業許可が降りているか、登録番号を確認しましょう。

営業許可の登録番号は、Webサイトの下部かサイト概要に記載されています。

中学生や高校生はリスクが高いためカードローンを契約できない

親の同意があっても、中学生や高校生はカードローンを契約できません。

18歳になっていても高校に通っていたら借りられないので注意しましょう。

中学生や高校生は支払い能力、責任能力が低いため、貸し倒れのリスクが非常に高いからです。

どうしてもお金が必要だからと年齢や学歴を偽って申し込んでも、基本的に審査で落とされます。

また、今後成人したあともローン契約の審査に通りにくくなる可能性が高いです。

中高生が嘘をついてカードローンに申し込むのは非常にリスクが高いのでやめましょう。

中高生がお金を借りたい場合、最も現実的な方法は親に頼んでお金を借りる方法でしょう。

どうしてもお金が必要な正当性のある理由があるなら、対応してくれるかもしれません。

「ゲームが欲しい」「服がほしい」「友達と旅行に行きたい」など、親に渋られそうな理由でお金が必要な場合は、家事手伝いやテストの点数を上げるなど条件を提示するといいでしょう。

友達からお金を借りるのは、大きなトラブルに発展する可能性が高いのでおすすめできません。

また、家に不用品がある場合はメルカリやヤフオクといったフリマアプリで物を売って、稼ぐのも1つの方法です。

学生が親やバイト先にバレないようにお金を借りるには?

「お金を借りる」となると、後ろめたさなどからあまりいいイメージを持っていない方も多いでしょう。

親やバイト先にバレないでお金を借りる方法はあるのでしょうか?

親にバレないようにお金を借りる方法

お金を借りる際、審査などの段階で両親に連絡は行きません。

ではどのタイミングでバレるのかと言うと、契約後の郵送物です。

電話や店頭で契約した場合、キャッシングカードや契約についての書類が郵送されます。

実家暮らしをしている方は、この郵送物が親に見つかり、借り入れがバレてしまうのです。

このリスクを無くすために、Web完結型の消費者金融を利用するといいでしょう。

アコムやプロミスなどWebで申し込みから契約まで完結する消費者金融の場合、郵送物は家に届きません。

特に実家で暮らしている方は、Web完結できる消費者金融でお金を借りるといいでしょう。

バイト先にバレないようにお金を借りる方法

では次に、バイト先にバレないように借りる方法をご紹介します。

消費者金融や銀行カードローンなど審査が必要な機関でお金を借りる時、勤務先に在籍確認の電話がかかります。

在籍確認とは、その職場に本当に勤務しているか確認するための電話です。

最近は消費者金融と分からないように個人名で電話をかけてきますが、なるべくヒヤヒヤするリスクは抱えたくないですよね。

在籍確認の電話があるかどうか、不安な方は申し込み後に電話をかけて確認するといいでしょう。

アイフルは原則在籍確認の電話がないため、在籍確認なしのカードローンを利用したい人におすすめです。

絶対に無審査、無利息を掲げる違法業者からは借りない

お金を借りる方法について調べていると、時々「無利息・無審査」と掲げている貸金業者を目にします。

学生でも借入可能としており、利息を払わずにお金を借りられるのでとても魅力に感じるでしょう。

しかし、無利息・無審査の貸金業者は違法業者です。

貸金業法によって、お金を貸し付ける際は申込者の返済能力を審査しなければならないと定められています。

第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用:貸金業法

つまり、審査なしで貸し付けを行っている業者は法律を守っていません。

違法業者は甘い言葉で利用者を募り、最終的に違法な金利で利息を請求したり、必要以上の取り立てを行う可能性があります。

いわゆる闇金と呼ばれる業者で、大きなトラブルになるので絶対に利用しないでください。

TwitterやInstagramなどで「お金貸します」などと募集している個人間融資も、トラブルになる可能性が高いです。

魅力的に感じるとは思いますが、最終的に損をしてしまうので利用しないのが得策です。

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ローン商品の契約では利息が発生する可能性があります。収入と支出のバランスをご一考のうえご利用ください。
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