突然の出費で困ったときに、スマホで手軽にお金を借りられるサービスが増えてきました。
フリマアプリ「メルカリ」で少額借りられる「メルペイスマートマネー」や、スマホ決済アプリ「PayPay」で「PayPay銀行カードローン」に申し込めたりと、選択肢が広がっています。
最近、WEBCMなどで注目を集めているのが「LINEポケットマネー」です。
普段連絡手段として重宝している方も多いLINEでお金を借りられるサービス。
申込から借入までLINEで完結するので、その便利さからも人気を集めています。
そんなLINEポケットマネーの審査基準や申し込み方、お金の借り方などを詳しくまとめました。
LINEポケットマネーの利用を検討している方は是非参考にしてください。
目次
LINEポケットマネーとはアプリで使えるキャッシングサービス
LINEポケットマネーは、2019年から始まったスマホ少額融資サービスです。
アカウントを所持しているとすぐにLINEから申し込める貸し付けサービスで、無担保でどんな目的にも使えるフリーローン。
急にお金が必要になったときにLINEですぐに申し込めるので、20代~30代の若い世代を中心に申込者が増えています。
今すぐお金を借りる方法の一つとして重宝したいアプリです。
申込可能年齢 | 満20歳~満65歳 |
---|---|
借入限度額 | 3~300万円 |
金利(実質年率) | 3.0~18.0% |
担保/連帯保証人 | 不要 |
LINEポケットマネーは貸金業者として、貸金業法を遵守して運営しています。
そのため法外な金利や不要な取り立てを行うこともなく、今まで1度も借り入れをしたことがない方でも利用しやすいサービスです。
2024年7月末の段階で、LINEポケットマネーは申込件数220万件、累計貸付実行額2,000億円を突破したと発表されました。
LINEポケットマネーは、AIが算出するLINEスコアを含めた独自の審査基準を持ち、「多様な働き方をする個人」に寄り添うサービスを目指している、と公表しています。
フリーランスや在宅勤務が増えた昨今の多様的な働き方に合わせた貸付けを行ってくれるサービスです。
LINEポケットマネーを使うメリットの確認
まずは、数ある融資サービスの中でLINEポケットマネーを使うメリットを見ていきましょう。
LINEポケットマネーを使うメリット
- 30日間利息0円※
- スマホで申し込みから手続きまで可能
- LINEスコアによる独自の審査基準
- LINEヤフー、みずほ銀行、オリコとの共同運営
消費者金融でよく見る、30日間利息0円サービス※が、LINEポケットマネーでも受けられます。
LINEポケットマネーは初回契約時の特典として、契約日の翌日から30日間利息0円※で利用可能です。
期間中は追加の借り入れでも無利息になるのがメリットです。
30日以内に返済できる目処がある方は、利息なしで利用できます。
※一部プランを除く。諸条件あり
LINEポケットマネーの大きなメリットは、申し込みから実際の借り入れまでスマホで完結することです。
お金を借りると聞くと、面倒な手続きをするために外出しなければならない、準備をしなければならないと考える方も多いでしょう。
しかし、LINEポケットマネーはスマホですべての手続きが終わります。
店舗に出向く必要も、特別な書類を準備する必要もありません。
スマホからLINEポケットマネートップページの申込フォームに移動し、借入希望金額などの必要情報を入力し、かんたん本人確認するだけで申し込みが完了します。
思い立ったタイミングで、スマホで自分の都合に合わせて申し込みできます。
LINEポケットマネーでは、審査基準の1つにLINEスコアによる点数があります。
LINEスコアについては後で詳しく説明しますが、AIが算出する個人スコアのことです。
生活スタイルやLINEサービスの利用状況などを参考に、LINEならではの算出方法で点数を決めます。
LINEポケットマネーは、申し込むためにLINEスコアの算出が必要です。
消費者金融など、通常の審査基準に加え独自の審査基準が加わることで、他の企業では審査に通らなかった人でも審査に通る可能性があります。
LINEポケットマネーは、LINEヤフー株式会社、株式会社みずほ銀行、株式会社オリエントコーポレーションの3社が共同出資し、運営しています。
「金融機関でもないLINEからお金を借りるのは不安」と感じている方も多いのではないでしょうか?
LINEポケットマネーの運営においては、実際にカードローンサービスも提供しているみずほ銀行やオリコが一端を担っています。
LINEのみで運営しているわけではないので、より安心して利用できるでしょう。
LINEポケットマネーを使うデメリットの確認
LINEポケットマネーはメリットも多いですが、気を付けたいデメリットもあります。
借り入れの条件がある方にとってはマイナスポイントになってしまうので、事前に確認しておきましょう。
LINEポケットマネーを使うデメリット
- 必要な場合には電話による在籍確認がある
- 利息は消費者金融と同じくらいになる可能性もある
審査の段階で必要だと判断された場合に、電話による在籍確認が行われます。
在籍確認はLINE上で行えないので、もし電話がかかってきてもいいように準備しておきましょう。
LINEポケットマネーの場合、在籍確認の電話は個人名でかかってきます。
個人からの電話が珍しい職場は怪しまれやすく、周囲に借り入れがバレたくない方にとってはリスクになってしまいます。
どうしても電話をかけてほしくない方は、在籍確認なしのカードローンを利用できる消費者金融を検討しましょう。
お金を借りる際に大きな負担となるのが返済時の利息です。
消費者金融は金利が高く、銀行カードローンは金利が低いイメージがあります。
LINEポケットマネーの金利はどれくらいなのかというと、人によって大きく変わります。
実際に適応される金利は本審査を通して決定されますが、上限金利は18.0%のため消費者金融と同じくらいの利息になる可能性があります。
なるべく金利を低く抑えたい方は、実際の審査結果を確認して借り入れを決めてもいいかもしれません。
LINEポケットマネーに申し込める条件をチェック
それでは、実際にLINEポケットマネーに申し込める条件をそれぞれチェックしていきましょう。
LINEポケットマネーの申込条件は以下のとおりです。
新規契約時の年齢が満20歳から65歳までの安定かつ継続した収入の見込める方であることなど、当社が定めた条件を満たす方
契約中の場合、満69歳までご利用いただけます。
学生や主婦の方もアルバイトなど安定した収入がある方はお申込みいただけます。
審査の結果によってはご利用できない場合がございます。
当社所定の保証会社の保証を受けられる方
引用:LINEポケットマネー
LINEならではの条件もあるので、覚えておくと安心です。
LINEポケットマネーは20歳から65歳までの人が申し込める
LINEポケットマネーは、満20歳から満65歳までの人が申し込めます。
20歳未満や65歳以上の方は申し込めないので、対象年齢に該当しない方は注意してください。
他の人気のカードローンと申込年齢を比べてみると、LINEポケットマネーは特別申込できる年齢が幅広いわけではありません。
企業名 | 申込可能年齢 |
---|---|
LINEポケットマネー | 満20歳~満65歳 |
プロミス | 18~74歳 ※(収入が年金のみの方は申込み不可) |
アイフル | 20~69歳 |
アコム | 20~69歳 |
三井住友銀行カードローン | 20~69歳 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 20~65歳未満 |
※お申込み時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
20代~50代の方は特に問題なく申込できるので、年齢について心配しなくても問題ありません。
LINEポケットマネーの場合、65歳までに契約すれば69歳まで借り入れできます。
LINEポケットマネーは安定した継続収入が申込条件
LINEポケットマネーでは、「安定した継続収入があること」が申込条件に挙げられています。
安定した継続収入とは、毎月一定の収入があること。
収入があればいいので、勤務形態は問われません。
アルバイトやパートでも収入があれば借入可能です。
他の消費者金融では、収入が不安定なフリーランスなどは審査に通りにくい傾向にあります。
しかし、LINEポケットマネーは様々な生活スタイルや職種に寄り添ってくれるサービスです。
他のカードローンで審査落ちしたフリーランスの方でも、1度申し込んでみるといいでしょう。
LINEスコアとは?生活スタイルなどをもとにAIが自動算出するポイント
LINEスコアとは、生活スタイルやLINEサービスの使用状況などをもとにAIが自動算出するポイントのことです。
LINEサービスの使用状況は、以下の通りです。
- ・使用期間、頻度
- ・各LINE関連サービスの使用状況
LINEスコアで算出されたデータをもとにLINEポケットマネーの金利や限度額が決まるので、LINEスコアをアップさせることも大切です。
LINEポケットマネーの審査基準を詳しくチェック
LINEポケットマネーでどのような審査が行われるのか、審査基準などをご紹介します。
実際にお金を借りるためには、審査に通過する必要があります。
申し込みの手軽さから、審査も簡単で通りやすいイメージがある方も多いと思いますが、LINEポケットマネーは審査が甘いわけではありません。
気になる審査について詳しくチェックしていきましょう。
LINEスコアを踏まえてみずほ銀行の審査基準が適応される
LINEポケットマネーでは、信用情報機関の情報、LINEスコアを踏まえて審査を行っています。
審査をLINEで完結させるわけではなく、社会的に信頼性が高い金融機関が関わることで慎重な審査が行われているとわかります。
申込自体は簡単ですが、審査が適当に行われているわけではありません。
LINEスコアだけでなく信用情報機関JICCを通して、過去の借り入れや金融事故などもしっかり調査されます。
また、自分の信用情報が不安な方はJICCに1度情報紹介を依頼するといいでしょう。
LINEポケットマネーに審査落ちした経歴も信用情報機関に登録されます。
審査落ちする可能性が高い方は、「審査落ちした」という経歴を金融情報として残さないようにあえて申し込まないのも手です。
LINEポケットマネーでお金の借りる方法をポイントごとに解説
それでは、実際にLINEポケットマネーでお金を借りる方法や、申込時の書類提出について解説します。
申し込みはとても簡単ですが、はじめてフリーローンに申し込む方は戸惑ってしまうかもしれません。
ポイントごとにおさえて解説するので、申込前にチェックしておきましょう。
LINEポケットマネーの審査までの申込フロー
「申し込む」を選択して、借入希望金額などの必要事項を記入します。
利用規約およびプライバシーポリシーの内容を読んだら、「次へ」を選択してください。
※ LINEアプリの「ウォレットタブ」からもアクセス可能です。
写真付きの身分証をと顔写真をアップロードするか、マイナンバーカードをスマホにかざしてICチップを読み取らせることによって本人確認を行う。
申し込みが完了したら審査中の画面に切り替わります。
その後、専用LINEアカウントに審査結果の案内が届くので、契約内容を確認したら契約が完了し、借入ができるようになります。
トップページの「借入する」ボタンから借入可能です。
LINEポケットマネーの申し込みで認められている本人確認書類
LINEポケットマネーでは、申込時に本人確認書類を撮影して提出しなければなりません。
LINEポケットマネーで本人確認書類として認められているものは以下のとおりです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 特別永住者証明書
- マイナンバーカード
- 在留カード
基本的に、顔写真がついている身分証が本人確認書類として認められます。
免許証が最も優先度が高いので、免許証を所持している方は必ず免許証を登録してください。
免許証がない場合、特別永住者証明書、マイナンバーカードなどで対応する形となります。
カード型の本人確認書類の場合、カードの厚みも撮影しなければなりません。
本人確認書類が実物であるかを確認するためです。
コピーでは申し込みできないので、本人確認書類は必ず実物を用意しましょう。
審査結果は最短10分※で公式アカウントからLINEに届く
LINEポケットマネーの審査結果は、申し込みから最短10分※でLINEに連絡が来ます。
申込状況や申し込み時に入力した内容によって審査時間は異なるので、なるべく早く審査結果が欲しい人は入力時にミスの内容気を付けましょう。
申し込みから1週間以上連絡が来ない場合は申し込みが完了していない可能性があります。
LINEポケットマネーへ申し込んだ後は、手続きがちゃんと完了しているか確認しておきましょう。
※手続内容や混雑状況によって審査にお時間を頂く場合があります。