起業のメリット・デメリットと個人事業主と法人の特徴を解説!

こんにちは、埼玉県川越市の税理士法人サム・ライズの大字結衣です!

寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?毎日、元気に楽しく仕事ができるように健康にも気をつけて過ごしましょう!

さて、最近では、副業をしていてその副業を本業にしようかな?と思う人も増えているようです。副業を本業にする、つまり起業することにはメリットとデメリットがあります。

今回は起業しようかな・・・。と心のどこかで思っている方へ、税務の観点から見た起業のメリット・デメリットについてお話したいと思います。

起業のメリットとデメリットをしっかり理解した上で起業すれば、その後の経営判断にも役立つと思います。

起業するメリットとデメリット

仕事内容について

メリット

仕事内容も働きかたも自分の思うように仕事ができる。
事業の方向性を自分で決めることができる。

デメリット

事業以外、例えば経理などの自分に向いていない仕事をしなくてはいけない可能性がある。
プライベートとの線引きが難しい。

収入について

メリット

実力・成果で高収入が期待できる。
会社員の場合はいくらがんばっても思うように収入が増えない、給料がなかなか上がらないといった限界を感じることがありますが、起業をすれば事業が伸びた分だけ収入につながる。

デメリット

収入が不安定。収入ゼロが続く可能性もある。
失敗すると大きな負債を抱えることもある。

働く状況について

メリット

労働環境を自分で自由につくることができる。
定年がなく、自分の好きな時に仕事を辞めることができる。リストラされることがない。

デメリット

病気やけがをしてしまったら、事業が滞る。

その他

メリット

節税ができる。
起業した人にしかできない経験ができる。

デメリット

会社がもつ信用性が使えなくなる。(個人のローンなどに影響する)
起業をすれば周囲には社員しかいません。社員に相談できる内容も限られ、全てのことを最終的に自分で決断しなくてはならないことによるストレスが増える。

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個人事業主の特徴

個人事業主とは、税務署に開業届をだして、個人で事業をおこなうことです。法人より簡単に開業できます。開業までの手続きや準備が比較的簡単です。

開業までにかかる資金0円から可能で、低リスクでスタートできます。また、税金の申告は、3月の確定申告で申告します。申告の仕方は、法人より簡単です。

簡単に開業しやすい分、社会的な地位や税金面で優遇されにくい特徴があります。

法人の特徴

法人は、開業するにあたり、登記登録なども行い、手続きに時間と労力がかかります。

事業計画書の作成など、細かい点まで国に提出する必要がでてくるため、難易度が高いです。資本金も準備しなくてはならないので、初期費用がある程度かかります。

そのため、法人化することで社会的に信用される可能性が高くなり、事業を進める上で必要な融資を銀行から受けやすいメリットもあります。大きな事業を考えている方には、特に有利になります。

また、法人であれば融資や補助金を受けられる可能性が高く、個人事業主より資金調達がしやすいです。

労働保険と社会保険に加入しなければなりません。はじめから社員を雇う予定がある方は、法人の方がお勧めです。

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個人事業主と法人の違い

起業するにあたり個人事業主にするか法人にするか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、個人事業主と法人との違いをいくつかピックアップしました。参考にしてみてください。

手続きと起業資金

個人事業主

手続きが簡単で始めやすい。初期費用が少なく、書類関連の手続に手間や時間がかかりにくい。

法人

ある程度の資本金が必要。1円からでも設立することはできますが、ある程度の資本金で設立すると簡単には潰れないと認識され、信用力が高まる。

起業資金は、起業にあたりいくつかの助成金や補助金をもらえることがありますが、利用できるかは確認する必要があります。

また、申請が必ず通るとは限りませんので、あてにはしないようにしてください。申請の際は、税理士など専門家に相談してください。

税金

個人事業主

収入が増えるごとに所得税の税率が上がる。

法人

個人事業主の所得税より法人税のほうが税率がゆるやか。節税対策が個人事業主よりできる。ただし、収入がゼロでも法人地方税を定額支払う必要があります。

赤字繰越し

個人事業主

青色申告を申請していれば、赤字の金額は翌年以後3年間の黒字金額から差し引くことができる。

法人

翌事業年度以後9年間の黒字金額から差し引くことができる。

事業期

個人事業主

事業期は1月~12月と決まっている。

法人

定款によって決算日を自由に決めることができる。繁忙期を避けることや、事業の収益時期を考慮すれば課税額を調整できることもあります。

信用度と融資

個人事業主

社会的な信用が法人よりも低い。
また、法人でないと取引できない会社もあるので、注意が必要。

法人

長く事業が続けられるとみられ、個人事業主より社会的な信用度が高い。
そのため、融資を受けられる場合が多く、資金調達に有利。
事務所を借りる場合や一般消費者向けに事業を行う場合には法人であることが有利なこともある。

社会保険への加入

個人事業主

国民健康保険に加入。

法人

労働保険・社会保険に加入。

事業継承

個人事業主

個別でしか事業を引き継ぐことしかできない。

法人

引退した後や亡くなった後も事業を継承することができる。

申告

個人事業主

所得税の確定申告で申告する。法人より簡単。

法人

法人税などの計算は、仕組みが複雑なため専門家へ依頼する場合が多い。(依頼の経費がかかる)

その他

☆お金の自由度

個人事業主

お金を自由に使える

法人

お金は会社の所有になるので、自由には使えない。

☆生命保険料

個人事業主

生命保険料を経費にできない。

法人

会社で契約をすれば生命保険料を経費にできる。

~考え方の一例~
考え方の一例をお話したいと思います。

法人を設立すると法人税がかかり、起業した方が給与を受け取れば所得税がかかります。

法人を設立したのに、税金を2重に支払わなければならないのか?と思われるかたもいるかもしれませんが、会社と個人で所得を分配でき、課税が少なくなるのです。

また起業した方の給与も、会社の経費にできます。

起業のメリット・デメリットと個人事業主と法人の特徴を解説!まとめ

起業する方の中には、本業と副業を掛け持ちしている方がある程度副業が軌道にのったタイミングで個人事業主になり、徐々に事業を拡大して法人化する方もいます。

資金に不安が多い方で個人事業主として起業し、軌道にのったら、法人化する方もいます。いろいろな側面から検討し、総合的に判断してください。

起業するにあたっては、自分で納得いく判断を下すにはメリットとデメリットを比較することが大切です。ただデメリットばかり考えるとチャンスを逃してしまいますので、長期的な視点で考えるといいと思います。

起業してから黒字になり軌道にのるまで、ある程度時間がかかることが多いです。起業がゴールではありません。業務に必要な知識を身につけるだけではなく経営についても学び、成長し続けなくてはいけません。常に先をみて考えることが必要だと思います。

社員を雇う場合は、労働環境を整えたり、指示をしたり、社会保険の加入や給与計算などやることも増え、慣れるまで大変になることも覚悟してください。

費用は必要になりますが、税理士などの専門家にサポートしてもらうのも一つの方法です。起業にあたっては、分からないことがたくさんあると思いますので、頼れるところは頼って、自分の思い描く事業をスタートしていただきたいです。

埼玉県川越市の税理士法人サム・ライズは、起業支援や資金調達に強い税理士法人です。起業する方を伴走者として強力にサポートします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

関連ページ:税理士法人サム・ライズの創業支援について

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