【2025年度版】税務調査はいつ来る?「時期・頻度」を個人・法人別に解説|「来やすい人」「確率」等も併せて説明
目次
本記事は、「税務調査がいつ来るのか」知りたい方に向けて、「個人事業主」「法人」それぞれに分けて、税務調査がどの時期(毎年何月くらいに)に、どんな頻度で(何年に1回)くるのかを具体的に解説しています。
税務調査が来る明確な時期は決まっていませんが、
個人事業主も法人も、9月が最も税務調査が来やすい時期です。
また、「税務調査が来やすい時期」と「税務調査の頻度」を、個人事業主・法人それぞれに分けて、以下の表にまとめてみました。
税務調査が来やすい時期 | 税務調査の頻度 | |
---|---|---|
個人事業主 | 9月、4~5月 | 5~10年に1回 |
法人 | 9月、4〜6月、7〜12月頃 | 3~10年に1回 |
以下の記事では、「税務調査」について、一般的にまず知りたいと思う事項を網羅的に解説していますので、あわせてご覧ください。
1.税務調査はいつ来る?「時期」と「頻度」
税務調査が来る明確な時期は決まっていませんが、
個人事業主も法人も、9月が最も税務調査が来やすい時期です。
税務調査官が人事異動するのが7月頃であり、着任後、調査業務が本格化するのが9月頃だからです。
9月以外で「税務調査が来やすい時期」と「税務調査の頻度」を、個人事業主・法人それぞれに分けて、以下より詳しく解説していきます。
個人事業主の場合
税務調査が来やすい時期 | 9月、4~5月 |
---|---|
税務調査の頻度 | 5~10年に1回 |
税務調査が来やすい時期は4~5月
個人事業主が3月に確定申告を行ったあとの4〜5月に 、税務署では、確定申告内容の精査が 行われます。
申告書の不備や不自然な点がある事業者に対して、申告内容を確認するために税務調査が行われるので、個人事業主の税務調査は 4~5月に多い傾向にあります。
税務調査が来る頻度は5 〜10 年に1回
個人事業主は、法人よりも税務調査の間隔が開くケースが多く、税務調査の頻度はおおよそ5~10年に1回です。
1回目の税務調査で特に問題が指摘されたなかった場合は、間隔が開く場合が多いでしょう。
反対に、1回目の税務調査で指摘が多かった場合は、税務署から目をつけられてしまい、短い間隔で税務調査が来る可能性があります。
法人の場合
税務調査が来やすい時期 | 決算が2〜5月の場合 | 9月、7~12月頃 |
---|---|---|
決算が6 〜翌1 月の場合 | 9月、4~6月頃 | |
税務調査の頻度 | 3~10年に1回 |
税務調査が来やすい時期は決算の時期によって異なる
法人の税務調査は、決算の時期によって異なります。
決算月が 2~5月の場合は7~12月、決算月が6~翌1月の場合では4~6月に行われることが多いでしょう。
決算から約半年後にくるイメージです。
また、1〜3月は確定申告シーズンであり、税務署スタッフは確定申告業務に集中するため、税務調査の実施回数は少なくなる傾向にあります。
税務調査が来る頻度は3〜10年に1回
税務調査では、3年分の資料を確認されることが多いため 、3年に1 回の頻度が多いと言われています。
法人の規模や業種、申告内容によって、頻度は大きく変わるため、多ければ3年、少なくとも10年に1回の頻度で税務調査が来ると思っておいて良いでしょう。
2.税務調査における月ごとの税務署の動き
税務調査が行われるのは9月が最も多いですが、別の月に行われる可能性があるのか税務署の動きを解説します。
月 | 動き |
---|---|
1~3月 | 1月は法人の年末調整、2月は確定申告が行われる時期で税務署の職員は多忙になるため、税務調査が行われる可能性は低い |
4~6月 | 個人事業主の確定申告内容の精査が行われる,6~1月を決算期にしている法人の税務調査が行われる |
7~8月 | 7月に行われる税務署の人事異動によって新体制になるが、近年は内示日が早まっているため、個人事業主を中心に税務調査が行われる |
9~11月 | 新体制での税務調査が本格的に始動するため、最も税務調査が行われる時期の1つ |
12月 | 年末年始を控え、法人や個人事業主だけでなく税務署側も多忙になるため、税務調査が行われる可能性は低い |
3.税務調査が来やすい人の特徴
税務調査が来やすい人の特徴を「個人事業主」「法人」に分けて解説します。
税務調査が来やすい個人事業主の特徴
税務調査が来やすい個人事業主の特徴は、以下のとおりです。
- 申告義務があるのに確定申告していない(無申告)
- 申告漏れが多い業種である
- 売上高が1,000万円に僅かに届いていない
- 経費など申告内容に不審点がある
- 開業後3年以上経過し売上が増えている
上記以外にも、顧問税理士がおらず、自分で申告を行っている人は税務調査が来やすいため、注意しましょう。
より詳細を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
税務調査が来やすい法人の特徴
税務調査が来やすい法人の特徴は、以下のとおりです。
- 売上や利益の変動が大きい
- 業績が好調である
- 不正が多い業種である
- 過去の税務調査で指摘され、追徴課税等を課されたことがある
- 長期間税務調査が来ていない
上記以外にも、消費税の還付申告をしている場合は、税務調査が来やすい傾向にあります。
より詳細を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
4.税務調査についての基礎知識
税務調査が行われる流れは?
一般的な税務調査が行われる流れは以下のとおりです。
<税務調査の流れ 図>

税務調査が行われる流れについて、より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
税務調査で調べられる書類は?
税務調査で必要な資料や調べられる書類は、以下のとおりです。
- 申告書類(提出した申告書・決算書・内訳書 など)
- 帳簿書類(現金出納帳・売上帳・仕入帳)・総勘定元帳 など)
- 領収書
- 請求書
- 契約書
- 預金通帳
- パソコンやサーバーに保存されているデータ
税務調査で必要な書類やデータ含め、税務調査の準備について、より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
税務調査が来る確率は?
税務調査がくる確率は、以下のとおりです。
個人事業主の場合 | 約0.7~1.3% |
---|---|
法人の場合 | 約1.9% |
税務調査がくる確率について、より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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税理士法人サム・ライズ
代表税理士。
大原簿記学校法人税税法課専任講師を得て平成5年12月税理士試験合格、平成8年1月林税理士事務所を開業、平成16年12月税理士法人サム・ライズを設立。
税理士法人サム・ライズは、税理士顧問・創業支援・相続税・資金調達・無申告・税務調査立ち合い・クラウド会計・社会福祉法人など数多くのサービスで中小企業の皆様をサポートいたします。